この前「君の名は。」を見て、アニメの可能性を実感しました。そして君の名は。に引っ張られるかのように、「聲の形」を見てしまいました。
最初は「ただのヲタクアニメじゃないの…?」と期待していませんでしたが、それなりに良かったです。
「聲の形」とは?
耳の不自由な子を中心に、いじめや友情、命、人間関係の難しさを描いた作品です。
終始ヘビー級だよ
なかなかエグイいじめから始まり、いじめた本人が次にいじめの対象となり、孤立し、自分に罪悪感を感じて塞ぎ込んでしまいます。
映画を見ていて、途中「僕は何を見せられているんだろう…」と考えさせられます。
色んなテーマが入り混じっているのです。
修羅場もありますし、胃に何かがズシンと重くのしかかってくる感覚になる場面も多々あります。
登場人物の裏表が垣間見える
人間誰しも裏表がありますよね。
僕もあります。裏っ側はヘドロのようにドロドロしていて、なかなかのクソ野郎です。
この映画の登場人物には、何人か裏の本性が垣間見えたり、後ろめたさを抱えながら生きている人が出てきます。
その辺りも注目するといいかも。
「君の名は。」とは全然違う、いい意味で。
映像も結構キレイですし、「君の名は。」的な恋愛要素が入っているのかなと思っていましたが、テーマ・内容的には全然違いました、いい意味で。
どちらも同時期に放映されているアニメ映画ですが、内容の方向性は全然違って、どちらも見ごたえがあります。
「君の名は。」がフレッシュだとしたら、「聲の形」は重~いです。
「映画館でみんなで見なくてもいいかな?自宅で数人でじっくり見るくらいがちょうど良さそうだ」と感じました。
う○こ頭くんがめっちゃいいヤツだった
メタボでもっさりヘアーのう○こ頭くんがとてもいいヤツでした。
こんなにいいキャラしてるのにこれまでクラスに友達がいなかったことが不思議でなりません。
松岡修造のように熱い心を持ち、友達を裏切らない、根っからのう○こ。
最高です。
見終わった後は体が重かった
考えさせられるので、体が疲れました。
「うぅ~ん…」って感じ。
決して「つまらなかった」とかではありませんよ!
伝わってきたことが多すぎて、まだ自分の中で整理できずにいただけです。
あと、最後のエンディングの曲「恋をしたのは」は良かったです。
「聲の形」というタイトルも、見終わった後は改めて考えさせられます。色んな意味が込められていそう。